最近多い、AIが仕事を奪う系の記事。
http://toyokeizai.net/articles/-/207912

確かにその通りかなと思います。
定型作業や調べ物はかなり効率的になりそう。

ただ、実務をしていて思うのは、いわゆる白黒がはっきりしているところではなく、本音と建前の境目が曖昧なところ。

税金で言えば、どこまでが経費で入れられるのか?ような部分。
建前では白黒はっきりしているけど、実務上は黒の処理でも結構な確率で通っているような場合。

AIの判断が、正しい判断だけを根拠にすれば、実務と乖離します。
私たちが生き残るとしたら、実感なのだと思います。

「あなたの処理は黒です。AIもそう判断しています。」
「ただ、実務上は、ほとんど指摘を受けたことがないですね。」→ この部分が実感
「ご自身で判断してくださいね。」

この時期、個人の確定申告をたくさん作成しています。
新規で依頼を受けた場合で、ご自身で作成した過去の申告書を見ると、無茶苦茶に経費を入れているものも結構な確率で見掛けます。

それでも今まで何の指摘もなく数年過ぎている。
こんな状態で、私たちに依頼すると、当然、入れられない経費が多いので、税額が増えます。

そうなることが予想できる場合は、最初から、私たちに依頼すれば税金が増えますよとあらかじめ伝えています。
それが嫌なら依頼しないでねと。

私たちは正しい処理しか出来ませんが、だからといって、お客様の負担を増やそうとは思いません。
税理士的には、説教してでも過去の申告も修正させて、納税させるのが本来の姿かもしれませんが。

う〜ん、私は不真面目な税理士だと、普段から認識しています。
その不真面目さが、AIが判断出来ないところだったりして?