あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、弊社の平成29年の会計処理も概算ですが固まったきたので、ご報告です。

  1. 概要

    平成29年は前年同様、リスティング広告は停止。
    年一決算から、月次契約を重視する営業スタイルで1年通しました。

    HPをリニューアルして、お問合せは年間150件程度まで回復。
    最盛期で、年間200件〜300件だったので、それなりに回復しました。
    HPをWordPressでリニューアル、スマホ対応した効果が現れています。

    お問合せ数は戻る傾向ですが、売上に繋がる割合が下がっていて、安値の競合に流れているイメージ。
    独立当初なら、安値でも拾いに行ったかもしれませんが、現在は、無理に契約を取りに行かないようにしています。
    HPはリニューアルしたものの、記事は更新していないので、契約率が下がるのも当然かもしれません。

    ここ数年、税務調査の件数が多く、営業の妨げになっています。
    平成29年は20件の調査。
    1件に付き約2日間の立会いなので、年40日の営業日数を占めます。
    加えて、調査後の調査官とのやり取りの負担が大きい。

    調査の負担が大きく時間が無いため、契約を積極的に取れなかった、断ったのが数件あり、勿体ない。
    この傾向は今年も同様でしょうから、何とかしないと。


  2. 売上

    売上は前年比-1.1%で減少。
    月次契約、年一決算は少しですが伸びました。

    単価の高い、複数年決算(無申告案件)や相続が減り、全体を押し下げています。
    単発業務は、ブレがあるのでしょうが無いですね。

    月次契約のお客様の増加は+2件でした。
    平成29年は出入りが多かったです。

     ・年一から月次 +3件
     ・新規 +8件
     ・解約 -6件
     ・廃業 -1件
     ・月次から年一 -2件


  3. 人件費

    出入りはありましたが、現時点で自分含めて9名で変わらず。

    人件費は2.7%ダウン。
    産休、育休の方がいたのですが、職員を増やさずに乗り切ったので、その分、減少しました。

    残業時間を給与査定の評価項目に加えた影響で、残業時間が大幅に減少。
    払う側も、職員側も良い影響かと。
    減った残業代を、効率良く業務を行う職員への賃上げ原資に使えるのは、ありがたいことです。


  4. 利益

    平成29年の利益は2.6%のアップと僅かながら上昇。
    ほぼ、横ばいですね。


  5. 昨年の特徴、今後の方向性

    29年の特徴的だったのは、仮想通貨のお問合せが多かったことです。
    自分自身でも取引してみましたが、損益計算は結構複雑。

    この分野は、興味のない税理士も多いと思いますので、積極的に営業すれば、売上は取れるように思います。
    独立したばかりなら、仮想通貨専門税理士なんてHPを立ち上げたかもしれません。
    ただ、個人のお客様がほとんどでしょうから、単価設定が難しいかも。
    将来、FXのように分離課税になれば、依頼も減るでしょうし、積極的に動きにくいのもネック。

    法人で仮想通貨取引が増えれば、ビジネスチャンスかもしれません。
    ただ、法人の仮想通貨取引は、会計、税務が確立していないので、もう少し様子見か?

    その他、無申告案件で、複数年まとめて申告の依頼は、相変わらず多いです。
    仮想通貨の無申告案件も、2〜3年後に増えそうな予感。
    会社の解散、清算のお問合せも多いです。

    さて、事務所全体で売上・利益を増やすには、組織的に動かないとダメですね。
    自分1人の思いつきや感覚だけでは、現状が精一杯。
    今年は、職員で税理士試験合格した方がいるので、その方と上手く事務所を回せば、伸ばせるかもしれません。

    ただ、売上を大きく伸ばしたいと本気で思っているかと言えば、全く思っていません。
    現状維持で十分ですが、職員の昇給分くらいは確保しなければ、程度の意識です。

    今後も、月次契約の正攻法と、年一決算、無申告案件、解散、清算などニッチな案件の抱き合わせで、何とか売上を微増させる方向性で進もうと思います。

    今年で独立して13年目に入りました。
    何とか生き残れているのは、税理士資格と職員さんのおかげです。
    感謝しかありません。