現在、9件の税務調査を受けています。
 
ここ最近の、中小企業に共通する税務調査の傾向をいくつかご紹介します。
あくまでも、私の個人的な見解です。


a) 調査期間は2日間

調査期間は最低2日間です。
これより短くなることは、通常ありません。

調査官は、午前10時に来社、16時過ぎに帰ります。
ほとんどが、時間ピッタリに来ますが、遅刻する調査官も、ちょいちょいいます。


b) 調査官の人数

中小零細企業の場合、1名〜2名の場合がほとんどです。
2名の調査官が来る場合、大抵は、新人の教育を兼ねて、ベテランと新人の組み合わせです。

30代〜40代の中堅調査官の場合は、1名で来る場合が多いです。


c) 調査官の肩書き

〇務官
国税調査官
上席国税調査官
づ括国税調査官
テ段鵡饑把敢佐


,新人で、イ副署長クラス?です。

個人的な感覚ですが、売上で10億以上、利益で3000万以上出ていると、い鉢イ里匹舛蕕が絡むイメージです。

新人教育を兼ねている場合は、+orァ
単独で来る場合はor。

単独で、△両豺腓蓮∈童柩僂離戰謄薀鵑多いです。


d) 早期決着しやすいのは再雇用の調査官

60才で定年、その後、1年更新で65才まで再雇用で勤務する方達です。
少し前なら、独立して税理士になった方達です。

税務署に長年勤めると、税理士試験を受けなくても、税理士になれます。
で、これまでは、独立の際に、顧問先の斡旋をしてもらえました。
ある程度収入見込がある状態で、独立できたのです。

それが、昨今の天下り批判の影響で、あからさまな斡旋が出来ないため、独立せず、再雇用を選ぶ方が多いようです。
 
ただ、ベテランですので、調査に慣れており、最低限の指摘で済ませ、早期に決着してもらえる傾向です。
こちらとしては、対応しやすいです。


逆に、対応が面倒なのは、単独で来るです。
やる気もあり、出世もあるので、細かくて、しつこい。
権限も中途半端で、上司との関係もあり、落とし処もなかなか決まらず、長引く傾向です。


新人教育を兼ねている場合は、網羅的に全般をチェックするので、細かい点を指摘されることが多いです。
ただ、上司がセットになっているので、終了までは比較的早い印象です。


厳しさで言えば、+orイ料箸濆腓錣擦如⇒益が数千万出ているような場合でしょうか。
当然ですが、やる気も権限もある組み合わせが、一番厳しいです。


※ それにしても、税務調査って、都市伝説のような記事が多いように思います。

税務署と喧嘩することを煽るような記事や、根こそぎ税金で持って行かれるという類いの記事です。
中小企業の税務調査は、そんなトラブルになることは滅多にありません。
もし、多額に課税されたのであれば、相当、いい加減な処理をしていたのでしょう。

逆に、バレないから、何でも経費で落としても大丈夫みたいな、経営者同士の話題や記事も見掛けます。
書籍ですら、それに近いものがある。

いざ、税務調査になれば、細かく見られます。

なので、適当にプライベートの経費を会社で落としていれば、すぐに気付かれます。
見つからなかった場合も、それはたまたまで、認められたわけではありません。

そもそも、調査対象となる会社って、年間5%位しかないのです。
95%の会社は、調査されない。
中小零細企業だと、ほんとに少ない。

だから、調査が来たことのない会社の経営者や、1回〜2回調査経験があっても、たまたま、都合の悪い部分が見つからないで済んだけの事例を、自分の会社に当てはめてはダメです。

痛い目を見るのは自分ですから、常識的な範囲内で処理しましょう。
グレーなものは、担当の税理士に相談しましょうね。