中野区の税理士日記 日本一相談しやすい税理士を目指して!

2006年に東京都中野区で独立開業した税理士。 地域密着で中野区のお客様とのコミニュケーションを第一に考え、信頼される税理士を目指しています。

2018年02月

仮想通貨の確定申告が難しい

最初から分かっていましたが、仮想通貨の損益計算が難しい。
何人分か計算してみたのですが、簡単な人と面倒な人との差が大きい。

面倒なのは、日本、海外の取引所合わせて10箇所以上、取引通貨も10以上のような場合。
加えて、アビトラ、FX、信用取引、ICO、ハードフォーク、マイニングもあると、混乱状態。

去年、自分でもアビトラの自動売買を1週間位やってみたのですが、それだけの数百の取引。
ただ、取引自体は単純だったので、取引履歴からExcelで計算して、何とか計算できました。

で、WEBサービスのクリプタクトで計算したところ、手計算とほとんど同じなったので、このサービスは、とりあえず信頼できそう。

クリプタクト
https://www.cryptact.com/

対応している取引所も多いですし、未対応の取引所や通貨でも、カスタムファイルを作成すれば、何とか取り込めるのがありがたい。

で、お客様で大量の取引をしているところがあったので、クリプタクトを紹介し計算をお願いしたところ、あまりに取引量が多く、ファイルの容量制限で引っかかったとのことで断念。
途方に暮れています。
さて、どうしようかな?

で、昨年のように右肩上がりの相場だと、総平均法で計算した方が有利っぽいですね。
それにしても、計算が本当に面倒。
とりあえず、手計算するときは、下記で相場を調べてます。

コインチェック
https://coincheck.com/ja/exchange/closing_prices

コインチェックで扱いのない、他の通貨
https://www.coingecko.com/ja

ドル円の為替相場
http://www.murc-kawasesouba.jp/fx/past_3month.php

恐らく、仮想通貨の確定申告で相当数の方が悶絶していると思います。
この状態で正確な確定申告を求めるのは無理なので、税制を簡素にしないとダメですね。

国税の見解では、仮想通貨同士の交換・売買で、法定通貨が絡まない取引まで課税対象にしています。
理屈は正しいと思いますが、計算が面倒すぎます。

取引所も、証券会社のように、決まったフォーマットで履歴を提供して欲しい。
取引所によって、履歴が全く違うのは勘弁して欲しいですね。

さて、自分は仮想通貨に未来を感じるので、税制で盛り下がるのは勿体ないと思います。
納税額が見えないので、怖くて取引を止めてしまう、税金のために消費を抑えてしまう。
これでは、本末転倒です。

税制を簡素化して、納税額の予測可能性を高める。
儲かったら沢山使ってもらい消費を盛り上げる方向に進んで欲しいですね。

これだけ盛り上がりましたから、意外に早く税制改正されるかもしれません。
そうなることを願ってます。

AIで士業が大量失業?

最近多い、AIが仕事を奪う系の記事。
http://toyokeizai.net/articles/-/207912

確かにその通りかなと思います。
定型作業や調べ物はかなり効率的になりそう。

ただ、実務をしていて思うのは、いわゆる白黒がはっきりしているところではなく、本音と建前の境目が曖昧なところ。

税金で言えば、どこまでが経費で入れられるのか?ような部分。
建前では白黒はっきりしているけど、実務上は黒の処理でも結構な確率で通っているような場合。

AIの判断が、正しい判断だけを根拠にすれば、実務と乖離します。
私たちが生き残るとしたら、実感なのだと思います。

「あなたの処理は黒です。AIもそう判断しています。」
「ただ、実務上は、ほとんど指摘を受けたことがないですね。」→ この部分が実感
「ご自身で判断してくださいね。」

この時期、個人の確定申告をたくさん作成しています。
新規で依頼を受けた場合で、ご自身で作成した過去の申告書を見ると、無茶苦茶に経費を入れているものも結構な確率で見掛けます。

それでも今まで何の指摘もなく数年過ぎている。
こんな状態で、私たちに依頼すると、当然、入れられない経費が多いので、税額が増えます。

そうなることが予想できる場合は、最初から、私たちに依頼すれば税金が増えますよとあらかじめ伝えています。
それが嫌なら依頼しないでねと。

私たちは正しい処理しか出来ませんが、だからといって、お客様の負担を増やそうとは思いません。
税理士的には、説教してでも過去の申告も修正させて、納税させるのが本来の姿かもしれませんが。

う〜ん、私は不真面目な税理士だと、普段から認識しています。
その不真面目さが、AIが判断出来ないところだったりして?
税理士Profile
税理士 加藤慎吾
2006年に東京都中野区で独立開業した税理士。
地域密着でお客様とのコミニュケーションを第一に考え、信頼される税理士を目指しています。

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