昨年の10月から受けている税務調査で、ようやく着地点が見えてきた無申告案件があります。
当初は、ここまで長引くとは思わなかったのですが、調査官が途中で替わるなど、色々あって、ズルズルと長引いていました。

長引いている間も延滞税は発生しているので、早く終わりにしたいのが本音。
ただ、悪いことばかりかというとそうでもなく、税金にも時効(除斥期間)があり、5年経つと消滅します。

今回も、調査を受けた段階では5年分の無申告事案でしたが、途中で5年を経過してしまった年があり、4年分の申告になります。

 で、無申告事案を何件も担当していると、時効を意識して処理を進めないと、無駄な作業が発生することに気付きます。
お客様に資料を準備頂く際に、古い年から準備頂くのではなく、新しい年から準備頂いた方が無駄がありません。

 会計事務所的には、古い年度から処理して、翌年以降、そのデータを繰り越すのが通常ですので、新しい年から遡って処理するのは違和感がありますが。

 それにしても、無申告事案のご相談は多いですね。
税務署が積極的に、納税者に接触しているからだと思います。

それと、ここ1年から2年は、売上が伸びているお客様も多いように思います。
赤字続きで無申告なら、税務署もそれほど興味を持たないでしょうが、そこそこ売上があるのに無申告だと、さすがに見逃してくれません、
特に消費税は8%になっていますので、税務署の要求が強いように感じます。

 今年の10月から、個人にも法人にも番号が付けられるマイナンバーの通知が始まります。
全国民+全法人に番号が付くわけですから、これまで以上に管理されるのは間違いありません。

本格運用になったら、もっと無申告案件の依頼が増えるかもしれません。