中野区の税理士日記 日本一相談しやすい税理士を目指して!

2006年に東京都中野区で独立開業した税理士。 地域密着で中野区のお客様とのコミニュケーションを第一に考え、信頼される税理士を目指しています。

2013年01月

平成25年度税制改正大綱

先週だけで3件の税務調査の依頼がありました。

なんでこの時期に・・・といっても始まらないので、とりあえず、来週、2月下旬、3月下旬に予定を入れました。
これ以上この時期に税務調査の依頼があると、ちょっと困るなあという感じです。

 話変わって、先週は平成25年度税制改正大綱が出ました。
http://www.jimin.jp/policy/policy_topics/pdf/pdf085_1.pdf

自民党に戻って、やっと、本来の状態に戻りつつあるのかな?という感じです。

ざっとみて気になったのは、沢山ありますが、独断と偏見で、

  1. P13の利子所得で、同族会社の役員が支払を受けるものは総合課税
     → 私募債で役員報酬の代わりに利息を支払い、源泉分離20%使うスキームは駄目っぽい。


  2. P44 相続税の基礎控除の縮小

    → これは予想通りですが、インパクトは大きいと思います。


  3. P45 相続がらみですが、小規模宅地の改正

    → 居住用が330屬泙OKに。従来は240屬泙如
    しかも、特定事業用とは別枠で利用できるようなので、結構使えそうです。


  4. P60 これも相続がらみですが、国内に住所を有しない個人で、日本国籍もないものが、日本に住所を有する者から相続若しくは遺贈又は贈与により取得した国外財産を、相続税又は贈与税の課税対象に加える。

    → これって、結構厳しいですよね。
    日本に居住せず、日本国籍もない人が、外国の財産を取得しても、日本の相続税法の範疇ということです。
    まあ、脱法まがいの、相続、贈与があったのでしょうね。


  5. P63 企業による雇用・労働分配(給与等支給)を拡大するための税制措置の創設
    細かい要件は別として、増加した給与支払額の10%の税額控除。

    → 今までの雇用促進税制より使い勝手が良さそうです。注目しています。


  6. P67 交際費の限度額を800万に引き上げ、10%の損金不算入も廃止。

    → 不景気の今、これで交際費が増えるとは思いませんが、今まで、必ず10%は経費にならなかったので、その点では、良い改正だと思います。
    中小企業のみ対象ですが、大企業税制と中小企業税制がますます乖離してきますね。


  7. P84 延滞税等の見直し

    → 率が引き下げられます。さすがに14.6%は高過ぎですよね。
    これは、単純に歓迎です。
     
さて、これから3月中旬までは、かなり忙しくなる時期ですので、体調管理をしっかりとしないとですね。



年明け早々の税務調査(粉飾決算)

昨日は税務調査でした。

過去に他の税理の関与で粉飾決算していた会社からの依頼で、前回の決算の際に前期損益修正でガツンと億単位で修正しました。
あるべき金額と実際の金額との差額修正です。

結果、税額が減るような申告書を提出したのですが、金額が大きいことと過去の経緯の確認のための調査でした。
通常の調査とは違い、還付額を確定するための調査ですので、下記が確認項目です。

  • 本当に粉飾があったのか?
  • 粉飾の手口
  • 粉飾時期

粉飾決算自体には、私は関与していないので、どの部分で粉飾しているかがよく分からない部分もあり、調査官と一緒に、過去の帳簿や資料をひっくり返して、結構大変です。


で、調査官も頑張ってくれて、昼休みも13時過ぎてからでしたし、帰りも17時を過ぎていました。

通常、調査官は10時に来て、12時にお昼休み、16時頃には帰り支度です。


まだ、結果が出てませんが、いくらかは還付の方向になるはずです。


ただ、今回のは結構大変。

粉飾の手口が単純ではなく、色々なところに混ぜているので特定が難しい。


特定できないと、調査官もどの部分で粉飾し、税額が過大になったかを書類に出来ないので、税務署内の審査が通らないと還付出来ません。


前回の粉飾案件は、簡単だったのですが。

まだ時間が掛かりそうです。

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税理士 加藤慎吾
2006年に東京都中野区で独立開業した税理士。
地域密着でお客様とのコミニュケーションを第一に考え、信頼される税理士を目指しています。

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