中野区の税理士日記 日本一相談しやすい税理士を目指して!

2006年に東京都中野区で独立開業した税理士。 地域密着で中野区のお客様とのコミニュケーションを第一に考え、信頼される税理士を目指しています。

2011年05月

5月申告完了

3月決算5月申告、先週の金曜で終わりました。
1件、5月申告だと思っていたのが、実は6月申告だったなんてオチもあり、とりあえず5月申告は完了です。

設立1期目の会社様だと、決算月を間違えている場合はよくあります。
今回の場合は、税務署から届いている申告書は3月決算、都税事務所からの申告書は4月決算になっていました。
最初の届出の時に記載を間違ってしまったのでしょうね。

さて、5月はGWも休まず仕事をしていたせいか、終盤はかなりバテバテで、正直、夜になると何だか意識が薄くなるような感じで、こりゃまずいな、なんて感じでした。

で、土日は、しっかり睡眠が取れたので、大分復活してきました。
やっぱり、睡眠不足は禁物ですね。

明日からは6月申告突入です。
当初、6月申告のお客様はとても少なかったのですが、なぜか段々増えてきて、それなりの件数になりそうです。
結局、6月申告もバタバタしそうな予感です。

税務調査のその後

先日受けた税務調査の落とし処が見えてきました。

こちらで主張していた事項をいくつか認めて貰い、そこそこの妥協点で落ち着きそうです。
社長も早く終わらせたいでしょうから、この辺で終わりしたいところです。

巷では、税務調査はあまりイメージがよくないかもしれませんが、私の経験では、調査官はみなさん紳士的ですし、こちらの主張に対する応対も紳士的です。

ただ、主張しないと税務署側の指摘を全て受け入れる形になりますので、そこは注意が必要です。
指摘された部分は真摯に受け止めますが、事実と異なれば、その部分はちゃんと主張する。
大抵は、この対応で何とかなります。

裁判まで行ってしまうような税務訴訟も多いようですが、自分のスタイルからすると、想像できませんね。
他の税理士は、みんな喧嘩腰で調査を受けているのだろうか?

多分、そんなことはありませんね。
大概は、税理士も調査官も、お互い紳士的に調査をしているのが大半だと思います。

さて、3月決算、5月申告も追い込み時期です。
何とか終わることを祈りつつ、毎日深夜残業です。

手持ちの現金

やっぱり、5月は忙しい。
事前に分かっているのに、バタバタします。

毎月5月くらいの売上があれば、もう1名雇えるかなあと思いつつ、中々踏み切れません。
飛び込みの決算が多いので、普通の会計事務所とは違い、かなりアップダウンが激しいですし。
小心者ですね。

自分が独立してから、リーマンショック、地震と強烈な経済的ダメージが襲いました。

で、そこで学んだのは、一番のリスク回避は、やっぱり手元の現金です。
現金があれば、当座はしのげますし、判断する時間を確保できます。

お客様の中で、この低金利で、あまり必要はないけれど、借入金を積み上げていた会社がありました。

地震の影響で売上が激減したのですが、何とか持ちこたえています。
現金がなかったら、危ないところでした。

翻って、自分に当てはめれば、こんな感じですかね。

  • 人を雇うときは徹底的に慎重に、固定費は出来るだけ増やさない。

  • 個人で住宅ローンは組まない、借入の与信枠を減らさない。事業用に残しておく。
    余裕資金以外での投資はしない。

  • デフレなんだから低金利の円定期預金でもOK。実質利回りは高い。

とは、言いつつ、周りがどんどんマイホームを購入しているのを見ていると、一瞬心が揺れます。
ただ、サラリーマンではなく、事業主ですから、サラリーマン的な行動を取る必要はありません。

上司がいなく、仕事も自由に選べて、誰に強制されるわけでもなく、自らの意思で仕事をして稼ぐ。
これって、会社員時代に夢見ていたことです。
それが実現されているのですから、とても幸せな状況です。

それを維持するために、自分なりの自己防衛手段を講じる。
当たり前ですよね。

でも、自己防衛と事務所の売上向上って、反比例するのが難しいところ。
リスクを取らないと売上は伸びないですからね。

バランスが難しいなあ。

法人でFX

GW中も仕事です。
ちょっと集中力が切れたので、ここらでブログの更新。

8月から個人が行うFX取引のレバレッジが25倍までに規制されるそうです。
法人は対象外なので、それに伴って、会社設立してFXを行う、法人成りが増えているとのこと。

そう言われてみれば、FXの法人化について何回か質問を受けたことがありました。
また、会社設立でFXの法人化を勧めているようなHPも見受けられます。

ただ、個人的には、法人でのFXの取引には消極的です。
レバレッジに上限がないのはメリットですが、税務的なデメリットが多いと思うのです。

個人のFXであれば、12月末時点で未決済のポジションが残っていても課税されません。
課税されるのは、取引が完了したものだけです。
つまり、キャッシュ化できる利益についてのみの課税です。

法人の場合、決算日時点で、未決済のポジションがあった場合でも、損益に計上します。
つまり、含み益や含み損も税金の計算に算入します。
例えば3月31日が決算日の法人で、含み益が100万のポジションがあったとします。

まだ決済していないので、当然キャッシュ化できません。
他に経費がないと仮定した場合、100万円に対して法人税や地方税が約26万位掛かります。
別途、法人都民税均等割という税金が7万円掛かります。

申告期限は決算日から2ヶ月以内ですから、この場合だと5月31日までに納税です。
3月末に含み益を抱えていたポジションが、5月末までに、利益を確定させていれば良いでしょうが、申告期限までに含み損を抱えてしまったり、利益が少なくなることも十分考えられます。
そうすると、納税資金が足りなくなります。

これが一番のリスクだと思うのです。
税金って、予測可能性がないと準備するのが大変です。

儲かったから税金を払う、これは、常識として誰でも予測が付きます。
ただ、法人のFXは、まだ儲かっていないのに税金だけ確定する可能性があります。
これは、通常の感覚だと予測不可能でしょう。

FXってデリバティブ取引の一種で、法人税では、原則、このような扱いをします。
ただ、ポジションを必ず決算日でクローズするのであれば、上記の取り扱いは関係ありません。

個人的には、よほどの高レバレッジを必要としない限りは個人で運用することをお勧めしてます。

また、地震の影響で成立していませんが、23年税制改正案には、個人が行う全てのFX取引が20%源泉分離課税に移行し、損失の繰越も認められる改正案が出ています。

法人化するのは、税制がもう少し落ち着いてからの方が良いかもしれませんね。
税理士Profile
税理士 加藤慎吾
2006年に東京都中野区で独立開業した税理士。
地域密着でお客様とのコミニュケーションを第一に考え、信頼される税理士を目指しています。

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